ケガや病気で療養が必要な家族がいる・介護が必要な高齢者がいるなど、介護用ベッドサイドテーブルが必要な理由は様々です。しかし、その種類は意外と多く選び方が分かないという方も多いはずです。この記事では、介護用ベッドサイドテーブルの選び方とおすすめの介護用ベッドサイドテーブルをご紹介していくので、興味のある方はご覧ください。

目次

介護用ベッドサイドテーブルの選び方ポイント

自宅に介護が必要な方がいる場合、あると便利なのが介護用ベッドサイドテーブルです。介護用ベッドサイドテーブルがあれば、ベッドの上で食事をしたり読書したりといろいろな行動が楽にできます。ここでは介護用ベッドサイドテーブルの選び方が分からないという方のために、選び方のポイントをご紹介していくので一緒にみてきましょう。

選び方①種類

介護用ベッドサイドテーブルには、ベッドの横に固定して置くタイプや片側にキャスターが付いているタイプ・両側にキャスターが付いているタイプなどいくつかの種類があります。

固定タイプは安定感があるのが魅力ですが、簡単に移動ができないためベッドから出る時に邪魔にならないものを選ぶ必要があります。

片側キャスタータイプは、ベッドの脇に置いて使用したりテーブルがベッドの上に来るように使用したりと用途に合わせて使い分けができます。ただし、天板を1本の支柱で支えているため体重をかけたり重いものをのせたりすると傾く可能性があります。

両側キャスタータイプは、テーブルがベッドの上に来るように使用します。安定性もあり、テーブルが広く使えるので食事介助などをするときに便利です。また、使わない時は足元にテーブルを移動できるのでベッドから出る際も邪魔になりません。

選び方②高さ調節

次にチェックしておきたい項目は、高さ調整です。床からベッドまでの高さは商品によって異なります。また、利用する方の身長によって適したテーブルの高さも違ってきます。実際に使ってみたら「高さが合わなかった」ということにならないためにも、高さ調整ができるタイプを選ぶようにしましょう。

また、高さ調節する方法も、チェックしておくことが大切です。「スプリング式」や「ネジ式」など高さを調節する方法がいくつかあるので、できるだけ簡単に調整できるものを選ぶようにしてください。

選び方③収納スペース

収納スペースがあるのかも、介護用ベッドサイドテーブルを選ぶポイントです。ベッドの横に置く固定タイプはテーブルと棚が一緒になっているものもありますが、キャスタータイプは雑誌やちょっとした小物が入るラック状のものが付いていることが多いようです。

選び方④安全性

介護用ベッドサイドテーブルを選ぶなら安全性にも注意しましょう。安定性にすぐれているかが、もっとも確認しておきたい項目です。キャスタータイプなら、キャスタースットパーが付いているもを選ぶと安心して使用できます。

また、テーブルは角に丸みのデザインやゴムなどでしっかり保護されているデザインを選ぶと、万が一ぶつけてもケガを防ぐことができます。

選び方⑤価格

介護用ベッドサイドテーブルは、10,000円以下購入できるものから20,000円以上する高価なものまで、様々な種類があります。あまり安価なものだど、安全面に不安があったりすぐに壊れたりする可能性があります。

介護用ベッドサイドテーブルの人気の価格帯は10,000円~20,000円台なので、多少価格が高くなっても造りがしっかりしているものを選ぶようにしてください。

おすすめ介護用ベッドサイドテーブル【昇降式】

ここまでは、介護用ベッドサイドテーブルの選び方のポイントを解説してきました。ここからは、おすすめの介護用ベッドサイドテーブルを昇降式と伸縮式に分けてご紹介していきます。まずは、昇降式のおすすめ介護用ベッドサイドテーブルをチェックしていきましょう。

介護用ベッドサイドテーブル① NeatClean

左右どちらでも使用可能なデザインなのでお部屋のレイアウトの合わせて設置ができます。キャスター付きで移動が簡単にできるほか、固定できるロック機能が付いているので安心して利用できます。雑誌などを収納するのに便利な収納ボックスも付いています。

【基本情報】

サイズ幅53×奥行33×高さ60cm~80cm(キャスター含む)
材質木材・金属
カラーブラック・ブラウン
耐荷重天板約10kg/底板約20kg

介護用ベッドサイドテーブル② アイリスプラザ

薄型キャスターを採用しているので約5cmの隙間があれば簡単に設置ができます。天板には天然木化粧繊維が使われており、汚れても簡単に拭き取れるところがポイントです。また、高さは約64~94cmの間で無段階で調整可能です。

【基本情報】

サイズD40×W80×H64~94cm
材質スチール・天然木化粧繊維版
カラーブラウン・ナチュラル
重量11.72kg
耐荷重約15kg

介護用ベッドサイドテーブル③ タンスのゲン

ガス圧昇降を採用したサイドテーブルです。高さを64.5cm~94.5cmの範囲で無段階に調整できるので、ベッドのサイドテーブルやソファーのサイドテーブルとしての利用はもちろん、ステンディングデスクとしても利用可能です。脚には隠しキャスターが付いているので、移動が楽にできます。

【基本情報】

サイズ幅80×奥行40×高さ64.5~95cm
材質天板:MDFシート張り 足支柱部分:スチール キャスター:ナイロン
重量約11kg
耐荷重約20kg

介護用ベッドサイドテーブル④ パラマウントベッド

医療ベッドや介護用ベッドを取り扱うパラマウントベッドから販売されているサイドテーブルです。ノブボルトを緩めて高さを調整するタイプなので、誤操作で天板の急落する心配がありません。また、天板の周囲には軟質樹脂エッジが採用されているので、万が一体をぶつけてもケガをするのを防いでくれます。

【基本情報】

サイズ幅80.8×奥行45×高さ63~95.5cm
キャスターサイズ直径4cm
カラーアイボリー

介護用ベッドサイドテーブル⑤ 不二貿易

シンプルなデザインが魅力のサイドテーブルです。下部には網棚な付属されているので、タオルやティッシュなどよく使うものを収納できます。また、キャスター付きなので移動がスムーズに行えますが、ストッパーが付いているので使用中に動くのを防いでくれます。

【基本情報】

サイズ幅42×奥行52×高さ60.5~73cm
材質合成樹脂化粧パーティクルボード・スチール
重量約6kg

おすすめ介護用ベッドサイドテーブル【伸縮式】

ここまでは、昇降式のおすすめ介護用ベッドサイドテーブルをご紹介しました。ここからは、伸縮式のおすすめ介護ベッドサイドテーブルをチェックしていきましょう。

介護用ベッドサイドテーブル⑥ 山善

両側キャスタータイプの介護用ベッドサイドテーブルです。高さが68~94cmの範囲で調整できるほか、横幅も110~150cmで調整できるので、食事や読書・パソコン作業など様々シーンで活躍します。

【基本情報】

サイズ幅110~150×奥行50×高さ68~94cm
材質スチール・PVC化粧繊維板
カラーナチュラル・アイボリー
重量約8.5kg

介護用ベッドサイドテーブル⑦ ぼん家具

安定性の優れたロングタイプのサイドテーブルです。使用状況に合わせて横幅を91~143cmの範囲で、高さを59~84.5cmの範囲で調整可能です。キャスターが付いているので、座ったままでもテーブルが楽に引き寄せられます。前輪の2つにはロック機能が付いているので、使用中に移動する心配もありません。

【基本情報】

サイズ幅910~1430×奥行430×高さ590~845cm
材質プリント紙化粧繊維・スチール
カラーホワイトウッド・オーク ウォールナット・ブラック
重量約6.5kg
耐荷重約20kg

介護用ベッドサイドテーブル⑧ cyberlife ガルボ

介護用のテーブルとして活躍するだけでなく、部屋が狭くてテーブルを置くスペースがないという方や休日はベッドでのんびり過ごしたいという方など様々な方のニーズにお応えします。

サイドには、脱着可能なマガジンラックが付いています。高さが調整できるのはもちろん、横幅も調整できるのでシングルベッドからダブルベッドまで使用可能です。キャスター付きで移動が楽にできるところや天板が体に合わせて緩やかにカーブしているところもポイントです。

【基本情報】

サイズ幅108~150×奥行45×高さ69~89cm
材質合板・金属・ワイヤー
耐荷重約10kg

使用する人に合わせたものを選ぼう

介護用ベッドサイドテーブルは、ケガや病気で療養が必要な家族がいるご家庭や介護が必要な高齢者がいるご家庭にあると便利なアイテムです。

今回は、介護用ベッドサイドテーブルの選び方とおすすめの介護用ベッドサイドテーブルを昇降式と伸縮式に分けてご紹介しました。ここでご紹介したことを参考に、使用する方に合あった介護用ベッドサイドテーブルを選んでみましょう。

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