赤ちゃんがおられるご家庭では、必ずと言っていいほど常備されている「おしりふき」。使い捨てで、育児の手間を大幅に減らすことができます。しかし、グーンやムーニーなど多くのブランドから、ケース付きのものやトイレに流せるものなど、さまざまな商品が発売されているため、どれがいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おしりふきの選び方と、人気の商品15点をご紹介します。
おしりふきは肌に優しいものが良い
赤ちゃん用おしりふきは、その名の通り、赤ちゃんがうんちやおしっこをしたときに、お尻の周りを拭くためのもので、トイレトレーニングが完了する2~3歳まで毎日使います。肌に優しい商品が多く販売されており、お尻だけでなく、手や口など全身を拭くことができる商品がほとんどです。しかし、赤ちゃんの肌に合わない商品を選んでしまうと、デリケートな肌が赤くなったり、炎症を起こしたりして、健康上の問題につながることがあります。
おしりふきの選び方
おしりふきは、安全性を優先した厚手のもの、コストを優先した薄手のもの、大容量のものなど、さまざまなバリエーションがあります。そのため、「種類が多すぎて、どの商品を選べばいいのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、それぞれの赤ちゃんに適した商品の選び方から、人気の商品まで一挙ご紹介しますので、製品を選ぶ際の参考にしてください。
選び方①厚さ
まず厚手タイプは水分を多く含み、しっかりと汚れを拭き上げることができます。また、丈夫で破れにくいので、おしりふきそのものに気を使わずに使用できるのもメリットといえます。
厚手のタイプの中には、汚れを拭き取りやすいようにエンボス加工が施されているものもあります。商品ごとの特徴にも注目してみてはいかがでしょうか。
次に、節約したい方におすすめなのが薄手タイプです。100円ショップでも見かけるこのタイプのおしりふきは、低価格で大量に販売されているものが多く、1枚1円以下のものもあります。
コストを重視したい方には最適です。しかし、シートが薄いと、複数枚が重なって取り出しにくい、手が汚れやすいという意見もあります。慌ただしいオムツ替えでストレスを感じないように、ぜひ参考にしてください。
選び方②ケースの有無
プラスチックケースに入っているタイプは、しっかりと密閉できるので、途中でシートが乾いて使えなくなる心配がありません。また、オムツ交換時に手でワンプッシュするだけで開けられるのも魅力です。
子供の手が触れたり、手遊びで中身を取り出してしまわないように、簡単に開けにくいようにロック機能が付いているタイプの商品もあるので、赤ちゃんの近くにおいていても安心です。
もちろん、ケースの購入は一度限りですから、その後は袋タイプを詰め替え用として購入するだけで、継続して使用することができます。初期投資は必要ですが、使いやすさを重視したい方にはおすすめです。
選び方③刺激の少ないもの
デリケートなお肌を肌荒れから守るため、肌に刺激を与えるような成分を含まない製品が多くあります。購入の際には、PGやパラベン、アルコールなどが含まれていないことを確認しましょう。また、お肌を健やかに保つために、ヒアルロン酸やハマメリス葉エキスなどの保湿成分が配合されている商品もおすすめです。
選び方④水分量
おしりふきは水分量によって使い勝手が変わるので、使う人や赤ちゃんの肌質に合ったものを選ぶことが大切です。うんちを拭き取りやすく、摩擦による刺激が少ないおしりふきをお探しの方には、水分量の多いおしりふきをおすすめします。
硬いウンチや粘り気のあるウンチを拭き取ることができます。また、こすらずに落とせるので、赤ちゃんの肌が荒れるのを防ぐことができます。水分量は、片手で絞ったときに少し水分が垂れるくらいが理想的です。赤ちゃんの肌を乾燥させずに保湿してくれるものを選びましょう。
水分量の少ないタイプは、水性の汚れをキャッチしやすいので、ゆるいウンチが多い新生児には特におすすめです。特に生まれたばかりの赤ちゃんは、丁寧に洗浄して快適に過ごしたいものです。水分量が少ないので、摩擦などの刺激にも注意が必要です。
自分で水を含ませて使用したい方は、コットンタイプがおすすめです。赤ちゃん用のコットンは天然素材のみを使用しているため、肌への負担が少ないのもポイントです。また、お湯の温度を変えることができるので、寒い季節にぬるま湯を使えば赤ちゃんも快適に過ごせます。
選び方⑤使用する人
使う人の成長段階や肌の強さなどによって、選ぶべきおしりふきは変わってきます。どんな種類があるのか、チェックしてみましょう。まず、肌が特にデリケートな新生児には、純水99%以上のおしりふきがおすすめです。不要な添加物や化学成分が少なく、手荒れが気になるママやパパにも好評です。
敏感肌の方や、肌荒れやおむつかぶれが心配な方は、肌に刺激を与えず、優しく清潔に使うことができて安心です。硬い素材のおしりふきは、摩擦によって肌荒れが悪化することがあるので注意が必要です。また、敏感肌の方は、成分を確認して選ぶようにしましょう。
特に、塩化ベンザルコニウムや塩化セチルピリジニウムなどの殺菌剤、塩化ラウリルトリモニウムなどのカオリン系界面活性剤、ヨウ化ブチルカルバミン酸プロピニルなどの防腐剤は、刺激が強いので注意が必要です。
肌の乾燥が続くと、肌荒れやかゆみの原因になります。肌が乾燥しやすい赤ちゃんやお年寄りには、ヒアルロン酸を配合した製品をおすすめします。ヒアルロン酸には優れた保水力があり、肌を乾燥から守ってくれます。保湿成分が配合されているかどうかを確認してから選びましょう。
介護用には「大人用おしりふき」も販売されています。大人用のおしりふきは、大きくて厚みがあり、破れにくいので、体や手を拭くのに使えます。香りがついていたり、保湿成分が含まれているものもあるので、使う人に合わせて選びましょう。
おしりふきのおすすめ人気ランキング8選!【赤ちゃん用】
ここからは、赤ちゃん用のおしりふきで人気の商品を紹介していきます。コスパ、内容量、暑さ・大きさ、アルコールフリーかどうかなど、1つ1つの商品に各メーカーから込められた思いが反映されています。口コミも参考にしながら、ぴったりの商品を選んでください。
おすすめランキング【8位】
やわらかタオル ベビーローション入り
保湿成分である「桃の葉エキス」を配合し、肌に優しいウェットタイプのシートに仕上げています。オーバーストップ機能付きで、フタを開けたまま片手で中身を取り出すことができて便利です。ノンアルコール・無香料なので、赤ちゃんや局部の拭き取りにも最適です。
口コミ
6月に娘を出産した際、病院で渡されてたお尻拭きがこちらの商品でした。退院してから1ヶ月、お出かけセットの中にはこのお尻拭きを入れてます。娘のお尻も赤くならず、とても拭きやすいお尻拭きです。引用:Amazon
おすすめランキング【7位】
ムーニーやわらか厚手 こすらずするりんっ
新たに改良されたカシミアタッチソフト厚手ワイプは、肌に優しく、ウンチで手を汚すこともありません。たっぷりのうるおい成分と肌にやさしい成分を配合した3層構造で、乾いたうんちをこすらずに拭き取ることができます。
純水99%、パラベンフリー、アルコールフリー、無香料なので、手にも体にも使用できます。パッケージは、片手で簡単に取り出せる「ピタッとシール」を採用しています。シートには厚みがあり、光にかざしても反対側が透けて見えることはありません。
口コミ
おしりナップを使っていましたが、評価をみて使ってみました。おしりナップより1枚のサイズは小さいですが、厚みがあってとても柔らかいです!水分もこちらの方があってお肌に優しい感じがします。引用:Amazon
おすすめランキング【6位】
ママベアー ベビー おしりふき
原料の99%が純水でできており、製造過程で人の手が入っていないので衛生面でも安心です。シートは伸びるメッシュタイプなので、しっかりと汚れを絡め取ることができます。保湿成分である緑茶エキスを配合しているので、肌にも優しいです。
フラップシールは開いたままにするオーバーストップ機能付きで、片手で簡単に取り出せます。大容量でコストパフォーマンスに優れているため、惜しみなく使用できます。
口コミ
以前までムーニーのおしりふきを使っていたのでそちらとの比較の感想になります。薄い、水分が少ない、一度に出てくるなどといったレビューが1番気になっていましたが、割とこちらの方が全体的に良かったです。引用:Amazon
おすすめランキング【5位】
パンパース肌へのいちばん
皮膚科医監修のもとテストを重ね、とにかくデリケートな肌への影響を一番に開発されている商品です。ローション成分が肌をやさしく包み込むので、デリケートな赤ちゃんにも安心して使うことができます。また、汚れを素早く吸収してくれるので、さっと快適に拭き上げることができ、赤ちゃんにとってもお世話する方にとっても優しい商品となっています。
口コミ
娘に言はせると少々高価とのことだが、爺々が孫の下の世話をするにはこのパンパースの製品は欠かせない。厚手で、適度な湿り気のお陰で孫のお尻回りを優しく、また拭き残しなく世話できるのだ。引用:Amazon
おすすめランキング【4位】
赤ちゃん本舗 水99% Super 新生児からのおしりふき
赤ちゃんグッズの販売を手掛けているアカチャンホンポPBのおしりふきです。非常にコストパフォーマンスに優れた商品で、多くの親御さんから愛用されています。肌の潤いを保つ保湿成分である加水分解ヒアルロン酸を配合し、水以外の成分を厳選して防腐剤不使用で安心できるおしりふきです。
口コミ
1歳10ヶ月の息子用に購入。
いろいろなお尻拭きを試してきましたが、これが今のところベスト。引用:Amazon
おすすめランキング【3位】
アイプラス 水99% おしりふき
原料の99%以上が純水である日本製のおしりふきです。99%の純水に加え、パラベンフリー、ノンアルコール、PGフリー、無香料を実現しています。また、ふんわりとした肌触りで、デリケートな赤ちゃんのおしりを拭くのに最適です。オープンシールには便利なオーバーストップ機能がついているので、シートの取り出しも簡単にできます。
口コミ
純水で赤ちゃんのお肌に優しいシートでした。ふんわりと柔らかく、片手で取り出しやすかったです。引用:Amazon
おすすめランキング【2位】
ピジョン おしりナップ
やわらかい厚手のシートで、肌にやさしく、しっかりとした使い心地なので、1枚でも手を汚さずに使うことができます。また、ピジョン独自の凸凹構造により、汚れが落ちやすくなっています。このおしりふきは、純水99%、アルコールフリーなので、新生児にも安心してお使いいただけます。
口コミ
ずっと使ってて今回はじめてamazonで購入しました。コスパも良くて使いやすいのでずっとリピートしてます。引用:Amazon
おすすめランキング【1位】
グーン 肌にやさしいおしりふき
従来の製品よりもシートの水分量を増やし、よりしっとりとした力強いシートになりました。波型シートが汚れをキャッチするので、こびりついたウンチも簡単に拭き取ることができます。また、アルコール・パラベンフリーで肌に優しいので、敏感な赤ちゃんにも安心してお使いいただけます。
口コミ
おしりふきを色々試しましたがこれに落ち着きました。水分が多いのが特徴で、うんちも洗うように落とせます。おむつかぶれになりにくそうな感じ。引用:Amazon
おしりふきのおすすめ人気ランキング7選!【大人用】
ここからは、大人用おしりふきのおすすめ商品を紹介していきたいと思います。各社とも、肌にやさしいもの、さわやかな香りのもの、大容量・大判サイズのものなどさまざまな特徴を備えたおしりふきを販売しています。
特に、水に流せるタイプのおしりふきは、流せないタイプのおしりふきに比べておむつ交換後のゴミ処理の効率が良くなります。また、このタイプのおしりふきは、トイレの便座用ウェットタオルの代わりにとして使うこともできて便利です。それでは、早速みていきましょう。
おすすめランキング【7位】
ハビナース トイレに流せるパッとおしりふき
しなやかでやさしい肌触りでありながら、丈夫で破れにくいシートなので、安心してお使いいただけます。水ですぐにほぐれ、トイレにも流せるので、後片付けも楽々です。ワンタッチで開閉できるケースは、介護者やお年寄りにも使いやすいです。また、レジャーや災害時にポータブルトイレを使用する際にも便利です。
口コミ
長年の痔で、用を足した後トイレットペーパーで拭くのが大変でしたが、これを使用するようになって、快適に拭き取れるようになりました。痔の悩みもだいぶん改善されました。引用:Amazon
おすすめランキング【6位】
ライフリー 大人用おしりふき こすらずスッキリ
使うときに手を汚したくないという方におすすめです。大判で厚手の丈夫なシートが、1枚でしっかりと拭き取ってくれるので、手が汚れるイライラを解消してくれます。また、シートはゴワゴワせず、肌触りがよく、保湿成分としてヒアルロン酸を配合しているなど、肌への配慮も行き届いています。
口コミ
思った以上に厚手で大きめなので、安心して1枚ずつ出して使えます。不安だと何枚も出して使うので経済的です。引用:Amazon
おすすめランキング【5位】
アテント 流せるおしりふき
シートは肌触りがよく、それでいて丈夫で破れにくいので安心して使えますし、使用後は石鹸の香りが心地よく感じられます。シートは水ですぐにほぐれ、トイレにも流せるので、後片付けも楽です。ワンタッチケースは開閉が簡単なので、介護やお年寄りにも使いやすいです。また、レジャーや災害時にポータブルトイレを使用する際にもお使いいただける商品です。
口コミ
トイレットペーパーでふいた後に最後に使っています。大判なので普通につかいやすいです。生理の時も清潔にする為に拭いてますがかぶれたりはしていません。引用:Amazon
おすすめランキング【4位】
アクティ トイレに流せる たっぷり使えるおしりふき
「アクティ トイレに流せる たっぷり使えるおしりふき」は、介護する側の人とされる側の双方に配慮した、使いやすい介護用ウェットティッシュです。100枚入りで、片手でさっと取り出せるので、オムツ交換が楽に行えます。
容器が不要なので、そのまま使用できますし、イージーストッパー機能により、フタが戻らず、片手で簡単に取り外して使用できて便利です。使用後はトイレに流せるので、おむつ交換後のゴミ処理が格段に楽になります。
口コミ
毎日使うので、量が多いのがありがたいです。トイレへ流せるのが◎。引用:Amazon
おすすめランキング【3位】
リリーフ トイレに流せるおしりふき
水に流せるタイプのおしりふきは、使用後の処理がとても簡単です。厚手で大判なので手が汚れにくく使いやすいですし、ミシン目が入っており、必要な場合は半分に切ることができます。パルプ100%で肌にやさしく、無香料、アルコールフリーで、手にも体にも使えます。
口コミ
色々なこの手の商品購入しているのですが、厚手で使いやすい。引用:Amazon
おすすめランキング【2位】
サルバ お肌にやさしい ぬれタオル
「サルバ お肌にやさしい ぬれタオル」は、ふんわりとした綿のようなウェットティッシュです。水分がたっぷりコーティングされているので、お湯も水も必要ありません。また、無香料・ノンアルコールなので、肌がデリケートな方にもお使いいただけます。
パッケージは、取り出しやすいエコパックになっています。全体を広げた時のサイズは20cm×30cmで、A4用紙と同じ大きさです。やわらかくて厚みのある素材なので、1枚でたくさん拭くことができます。
口コミ
おしりふきとしては十分で、簡易清拭用としてはコツが必要な感じです。簡単に破れたりはしないですな。強度でストレスを感じたことはないです。普通に良コスパだと思います。引用:Amazon
おすすめランキング【1位】
トイレに流せるスッキリおしりふき
傷ついた肌を癒すリピジュアを配合したおしりふきです。ヒアルロン酸の2倍の保湿力があり、肌になじみやすいのが特徴です。ノンアルコール、無香料、無着色で、肌に刺激を与える成分を含まず、肌に優しい弱酸性です。使用後はトイレに流せるので、清潔で簡単に廃棄できます。
トイレ介助やオムツ交換時のおしりふきとしても最適です。プラスチック製のフタは開閉しやすいので、片手で簡単に取り出せます。取り出し口のシールを留めてからプラスチックのフタを閉めることで、おしりふきの乾燥を防ぐことができます。
口コミ
病院でこれを使って看護師のかたがすばやく処理してしまうので家用に買いました。 薬やで買うより安かった。引用:Amazon
使う人に合わせたおしりふきを選ぼう!
今回は、おしりふきの選び方と、人気のおしりふきのおすすめランキングをご紹介しました。大切な人の肌に触れるおしりふきだからこそ、寄り添ってくれるものを選びたいものです。お世話をする側の人にとっても、使いやすい商品を選ぶことは、日々の手間や負担を減らすことにつながります。衛生面、時間短縮、コスト面など、さまざまな角度から最適なおしりふきを探してみてください。