ベッドは寝る時に欠かせないものですが、特に高齢者と住んでいる方はどのようなベッドを使用するのが良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。高齢者向けにさまざまなベッドが販売されていますが、狭い部屋だとどう置いたら良いのか難しいこともあるかもしれません。この記事では、狭い部屋におすすめの高齢者向けベッドをご紹介していくので、参考にしてみてください!
高齢者のためのベッドはしっかり選ぶことが大切
寝る時はベッド派と布団派に分かれると思いますが、高齢者の場合は布団だと足腰に負担がかかりやすいので、ベッドをおすすめします。
ベッドは起き上がるのが楽になるので、介護者の負担も減らすことができます。高齢者向けのベッドはさまざまあるので、しっかり選ぶことが大切だと言えるでしょう。
高齢者のためのベッドの選び方のコツ
高齢者のためのベッドは、さまざまなメーカーから豊富に販売されており、どのようなことに注意しながら選んでいけばよいのか迷うことも多いでしょう。高齢者のためのベッドの選び方のコツについてご紹介していきます。
高齢者向けベッドの選び方①コンパクトさと安全性
高齢者のためのベッドを選ぶ際には、コンパクトさと安全性に注目してみてください。介護のために高齢者ベッドが必要になるけれど、ベッドを置くと場所をとってしまうことから、できるだけコンパクトなベッドを購入したいと思っている方も多いでしょう。
しかしコンパクトさだけに注目してしまうと、安全性への配慮が欠けてしまう可能性があります。コンパクトを重視しつつも、安全面はしっかりしているものを選ぶことが大切です。
高齢者向けベッドの選び方②乗り降りのしやすさ
高齢者のためのベッドを選ぶ際には、乗り降りのしやすさをチェックしてみましょう。足腰が弱くなってくると寝たり起き上がったりすることが難しくなってくるため、乗り降りしやすいベッドを選ぶことがポイントになります。
できるだけ負担のかからないベッドを選ぶために、ベッドの高さが重要になってきます。高さには「低い」「標準」「高め」「高い」の4つの分けられますが、低くても高くても乗り降りしづらいため、標準の高さのベッドを選ぶことをおすすめします。
現在では、自分で高さを変えることができるタイプのベッドもあるので、そのようなタイプを購入しても良いでしょう。
高齢者向けベッドの選び方③折りたたみ式も便利
高齢者のためのベッドを選ぶ際には、折りたたみ式にするのも便利です。折りたたみ式は、狭い部屋でも広く使うことができますし、掃除や移動が楽になるというメリットがあります。
一方で腰の部分の支えが心配なところがあり、普通のベッドに比べると、安定性に欠けてしまうところはあるかもしれません。メリットもデメリットも理解したうえで、普通のベッドにするか、折りたたみ式にするかを決めていくと良いでしょう。
高齢者のための寝室で抑えておきたいポイント
高齢者の寝室を作る際、ただやみくもに作るだけでは「後でこうしておけばよかった」と後悔してしまうことも少なくありません。よく考えて寝室を作る必要があります。高齢者のための寝室で抑えておきたいポイントをご紹介していきます。
ポイント①トイレと最短距離の位置がベスト
寝室で抑えておきたいのが、トイレと寝室の距離です。高齢になると夜間にトイレへ行く回数が多くなり、長時間膀胱に尿を溜めておく力が衰えてきます。そのため、トイレと最短距離の位置がベストだと言えるでしょう。
最短距離であれば、トイレへ移動する時の思わぬ事故を防ぐことができますし、一人でトイレへ行けるという自信にもつながります。夜中に家族を起こしてトイレへ連れて行ってもらうというのは気が引けると思う方も多いです。トイレと最短距離に寝室を作ることで、夜中でも気兼ねせずにトイレへ行けます。
サポートを必要とする場合は、介護者が夜中でもすぐに駆け付けられるように、高齢者の寝室の近くの部屋にすることをおすすめします。
ポイント②落ち着いた雰囲気の色合いにする
寝室で抑えておきたいポイントは、落ち着いた雰囲気の色合いにすることです。高齢になるにつれて、目の見え方が変わってきます。
黄色に見えたり、青系が見えにくくなるといったことが出てくるため、落ち着いた色合いがおすすめです。また、事故防止のために、段差があってつまづきそうな所には、鮮やかな色を使うと良いでしょう。
ポイント③照明は明るめに
寝室で抑えておきたいポイントは、照明は明るめにしておくことです。高齢になることによる視力の低下で、通常の1.5倍程度の明るさが必要になります。あまり明るすぎてもまぶしくて目が開けられなくなってしまうので、間接照明なども取り入れて光を分散することをおすすめします。
また、部屋だけではなく、廊下も気にしなくてはいけません。いきなり暗いところに行くと目が慣れるまで時間がかかってしまいます。トイレへと続く廊下は、寝室と同じくらいの明るさにしておくことをおすすめします。
狭い部屋にもおすすめの高齢者向けおすすめベッド
高齢者向けのベッドは豊富にありますが、どのようなベッドを購入しようか迷ってしまうかもしれません。狭い部屋にもおすすめの高齢者向けベッドをご紹介していくので、チェックしてみてください。
狭い部屋にもおすすめのベッド①アイリスオーヤマ 折りたたみベッド
アイリスオーヤマ 折りたたみベッドは、高密度ボンネルコイルマットレスとなっており、全身を支えることができ、寝がえりが打ちやすいです。無段階の電動リクライニング機能により、身体にフィットします。
「あがる」「さがる」のボタンが2つのみなので、寝ながらリモコンで簡単に操作することができます。約40.5cmの高さで乗り降りがスムーズにできます。
口コミ
寝て過ごす時は、楽な体勢にリモコン調整出来、又調子のいい時は、簡単に折り畳んで部屋の隅へ移動させて置けるので、凄く良いです。引用:Amazon
お手頃な値段なのに、さすがアイリスオーヤマ!ほぼ組み立てが、済んでおり設置に30分もかかりませんでした。引用:Amazon
狭い部屋にもおすすめのベッド②アイリスプラザ 高反発折りたたみベッド
アイリスプラザ 高反発折りたたみベッドは、42段階のリクライニングで細かに角度調整することができます。マットレスはボリュームたっぷりの厚さで、寝心地も良いです。セミシングルサイズなので、小柄な方にちょうどよい大きさになっています。コンパクトなので場所を取りません。
口コミ
固めのマットレスと思っていたが、案外柔らかい。引用:Amazon
すごくしっかりしてて今もそのまま使用してます。コンパクトで寝心地もいいみたいです。引用:Amazon
狭い部屋にもおすすめのベッド③アテックスベッド 収納電動リクライニングベッド
アテックスベッド 収納電動リクライニングベッドは、WFリクライニングにより、自然なリクライニングが体感できます。見やすい表示でボタンを押すだけなので、高齢者でも安心です。
また、コンパクトに収納でき、布団をかけたまま移動できるので便利です。ハイタイプのベッドのため、乗り降りしやすく、膝に負担がかかりません。
口コミ
足が上がらないタイプを探しており、ちょうど良いサイズで値段も安く購入しました。電動モーターの音も気にならないし、マットの硬さも適度で喜んでいます。引用:Amazon
電動で程よい高さに足が持ち上がり気に入っています。引用:Amazon
狭い部屋にもおすすめのベッド④折りたたみ介護電動ベッド
折りたたみ介護電動ベッドは、無段階のリクライニング機能付きで、食事をする時や読書をする時などさまざまな場面で活躍します。リモコンのボタンが2つしかないので、簡単で使いやすいです。また、表面はメッシュ素材となっているため、通気性が良く蒸れにくいのもポイントです。
口コミ
価格は安く、セットは簡単で重宝しています。引用:Amazon
マットレスも確りとしていて、心地いいです。青して、えっ!こんなにいいのにこの値段?と驚きです。引用:Amazon
狭い部屋にもおすすめのベッド⑤sashikei 電動ベッド
sashikei 電動ベッドは、背部と脚部を別々に可動できるタイプになっています。床面の高さは4段階で調節することが可能となっているので、自分の好みの高さに合わせることができます。
リモコン操作もらくらくなので、高齢者でも安心です。また、マットレスカバーは着脱可能となっているため、手洗いのみで洗うことができ、いつでも清潔を保つことができます。
口コミ
予想より安く操作も簡単で、腰痛の悩みが軽減しました。引用:Amazon
このベッドに変えたところ操作も簡単で使い心地もとても良いとのことでした。引用:Amazon
狭い部屋にもおすすめのベッド⑥ビータ 折りたたみベッド
ビータ 折りたたみベッドは、横になったままリクライニングの角度調節が可能です。「あがる」「さがる」だけのシンプルなボタンとなっているので、高齢者でも簡単に操作することができます。
また、反発力が高く、身体が沈みにくいマットレスを使用しているため、背骨や腰にかかる負担を減らすことが可能です。キャスターがついているので、ベッドの移動もラクラク行うことができます。ストッパーをかけると、ベッドは動かなくなります。
さらに、コンパクトに折りたたむこともできるため、部屋を広々と使うことができるのです。ワインレッド・ブラウン・ネイビーの3色があるので、インテリアに合わせて選ぶのも良いでしょう。
口コミ
腰を痛めた親父のために購入。すごく便利で、本人は喜んでいます。引用:Amazon
確かに処分を考慮すると大変ですが、総合的に安く済むかと。引用:Amazon
狭い部屋にもおすすめのベッド⑦大商産業 介護ベッド
大商産業 介護ベッドは、ウレタンマットを使用しており、反発性とコシがあって、通気性と通水性に優れているので、寝心地も良いです。ベッドにはグリップがついているため、立ち上がりに便利です。
また、ベッドの高さは4段階で調節が可能になっています。膝に負担をかけないようにするためにも、自分に合った高さにすることが大切です。
口コミ
安価で高級感があり、しかも機能が充実している!最高のベットだと思います。引用:Amazon
足が浮腫むと悩んでいた母は足が上げられて楽になったと喜んでもらえました。頭と足が別々に出来る2モーターでリモコンも高齢者にも簡単です。引用:Amazon
高齢者の方の快適性を考えたベッドを賢く選ぼう
高齢者のベッドでは、起き上がりしやすいものであることがポイントです。そのためには、ベッドの高さが重要で、足に負担のかからない高さがおすすめです。高さが低いものから高いものまであるので、標準を選択すると良いでしょう。
細かく調整したい場合は、ベッドの高さを調節できるものもあります。また、寝室にベッドを置く際、部屋が狭い場合はコンパクトサイズでかつ安全性の高いもの、ベッドを折りたたんで移動させることができれば、介護者の負担を減らすこともできるでしょう。
トイレと寝室は最短距離にあると、事故を防ぐことができ、行きやすいです。高齢者の方の快適性を考えたベッドを賢く選んでみてください!