寝たきりの人の介護であったり、怪我、病気でお風呂に入る事が出来ない人がいる時には重宝する清拭タオル。使い捨てタイプ、ウェットタイプ、ドライタイプなど種類は色々とあり、場面によって適するタオルが異なります。今回は、そんな清拭タオルのお勧め製品などをご紹介します。[toc]

目次

体拭きに必要な清拭タオルとは?

清拭タオルとは、病気、けが、介護が必要といった諸々の理由によって、お風呂に入る事が出来ない人のために作られたタオルです。「清拭」は、入浴が難しかったり、トイレの後処理が出来ない人の体を拭いて、清潔にする行為になります。

一般家庭において清拭タオルを利用する場合には、手間を減らせることを優先するものが推奨されています。最近では使い捨てが出来るタイプの清拭タオルが、品質が高く低価格で手間もかからないのでおすすめです。一般的なウェットティッシュよりも大型で、体も拭きやすく、厚みがあります。

清拭タオルのかしこい選び方

怪我や介護等の問題があって入浴が難しくとも、清拭タオルがあればとても便利です。使用するシーンというのはそれぞれ異なっていますから、賢く使い続けるためにも清拭タオルの選び方のポイントを解説しましょう。

選び方①使い捨てできるか

まず1つ目のポイントは、使い捨てが出来るかどうかです。清拭タオルには、ディスポタイプと呼ばれる事もある使い捨て方式のタオルと、通常のタオルと同じように洗濯して繰り返し使うタイプがあります。

洗濯をして繰り返し使う事の出来る方が経済的には優位かもしれませんが、使い勝手が大切になる清拭タオルにおいては、使い捨てが出来る方がそのまま処分が出来て手間もかからないのでお勧めです。

加えて、介護者と要介護者の間での感染症対策としても、使い捨ての方が有効ですし、毎回必要になるたびにタオルを用意しなくともサッと取り出せて便利です。手ごろな価格のものも多いので、出来る限り使い捨てタイプを優先しましょう。

選び方②個包装されているか

2つ目は、個包装がされているかです。使い捨てタイプをお勧めしましたが、その中にも個包装がされているものと、そうでないものに分かれています。衛生面をより重視するのであれば、やはり個包装されているタオルの方が安全と言えるでしょう。

基本的には、やはり個包装されているタオルの方がそうでないものと比べると本体価格は高くなってしまいます。しかし、より清潔に使えますし長期的に保管も出来ますから、そういった面も踏まえると長い目で見ればコストパフォーマンスも決して悪くは無い筈です。

選び方③使い勝手が良いか

3つ目は、使い勝手の良さです。使い勝手と言うと抽象的で様々な要素が関係してきますが、サイズ感は特に大切になります。清拭タオルには一般的な汗拭きシートと同等のサイズのものもあれば、新聞の半分ほどの大きなサイズのものまであります。

体を拭く用途で使用する事を考えた場合、小さいサイズのものでは広い面積を拭くのに適しておらず、複数使用する羽目になります。大きめのサイズのタオルなら、一枚で体中をほぼカバーできます。

勿論大きければそれに越したことは無い、という訳ではなく、小さいタオルの方が便利で効率が良く、部位別でタオルを変えた方が良い事もあるので、用途に合わせてタオルのサイズも考えましょう。

選び方④肌に優しいか

もう1つ、肌に優しいかどうかも見ておきましょう。怪我をしている場合はともかくとして、特に介護が必要な方に清拭タオルを使う場合、肌が敏感で少し刺激が強いだけで乾燥につながってしまう事も少なくありません。

使い捨てタイプのタオルだと、拭いた後に爽快感を強く感じるものがありますが、こうしたタイプはアルコールが含まれていて刺激が強めです。高齢者など肌をいたわる事を優先する場合、無添加のタオルの方が良いでしょう。

その点、介護用に作られている清拭タオルは、汚れを落とすと主に肌を潤す保湿効果があるものもあります。また、肌触りについても出来る限り余計な刺激が多くないソフトなものを選びたいところです。

介護や入院におすすめの清拭タオル10選

以上、介護、入院、怪我の介抱などに使われる清拭タオルとはどんなものなのか、そして選び方のポイントについてそれぞれ解説してきました。ここからは、本題となる介護、入院等にお勧めできる清拭タオルを10点ご紹介していきます。

おすすめ清拭タオル① アクティ 温めても使える 超大判

まず1点目にお勧めするのは、アクティの超大判清拭タオルです。名前の通り幅が60㎝と大判サイズのタオルであり、全身を拭く場合にも1枚で事足りますから、入浴時などにはぴったりと言えるでしょう。

特徴としては電子レンジに対応している点がポイントで、秋の終わりから冬にかけての寒い時期でも、ウォーマー無しでも暖かいタオルが使えます。1枚ずつ個包装の仕様ですので、使う枚数ごとに清潔に使えます。

おすすめ清拭タオル② 大一紙工 ボディウエットスティックタオル

2点目のお勧めタオルは、大一紙工のボディウェットスティックタオルです。1点目と同じく幅60㎝の特大サイズのタオルで、水分をたっぷりと含んでいるレーヨンの不織布で出来ています。

肌荒れを防ぐためにモモの葉エキスやリピジュアといった保湿成分が配合されており、かつ肌触りもソフトでアルコールなどは使われていませんので、肌もいわたる事が出来ます。

おすすめ清拭タオル③ サルバ コットン生まれのスティックタオル

3点目は、コットン生まれのスティックタオルになります。幅55㎝とこちらも大判のタオルとなっており、それぞれ個包装ですので1枚ずつ清潔に使用できます。電子レンジでの温め、冷蔵庫での冷やしと両方に対応していて、ノンアルコールと無香料なので肌にも優しく使えます。

おすすめ清拭タオル④ セブンエステ 大人用 ぬれタオル

使い捨て大人用の濡れタオルになります。25×20㎝とこれまでの3点に比べるとややコンパクトですが、場所を選ばずに使う事が出来ます。使い捨てですが丈夫に設計されていて、破れにくくしっかりと拭けるようになっています。

ノンアルコール、無料量で肌に優しい他、保湿成分としてモモの葉エキスを配合、タオル本体も柔らかい肌触りで、緊急時の感染症対策用品などにも利用できるでしょう。

おすすめ清拭タオル⑤ ハビナース さっとさわやかからだふき

軽く拭けば体をスッと爽やかに綺麗にできる体拭きタオルです。厚手に作られているので肌触りも柔らかく優しいもので、植物性フラボノイドに加えて天然のラベンダーオイルも配合していますから、心身のリラックス効果もあります。

天然成分のおかげで、拭き取った後の肌の潤いまで守られます。たっぷり使える60枚入りなので、入院時、非常時には重宝します。

おすすめ清拭タオル⑥ フジ ボディケアタオル

6点目は、フジのボディケアタオルです。手軽に持ち運ぶことのできる衛生的な個別包装なのが嬉しい点で、ノンアルコール使用かつ保湿剤も配合されているタオルなので肌触りも優しいです。大判で大人の体拭きにも難なく使えます。

おすすめ清拭タオル⑦ ハビナース からださわやか清拭タオル

特大サイズの1枚で全身を拭き取る事が出来る清拭タオルです。サイズとしては新聞紙の2分の1ほどと非常に大きめで、入浴が難しい状況ではこれ1枚で全身の汚れを落とせますので、特に適しています。

保湿効果が高いと言われている植物性のコラーゲン、カロットエキスを配合しているので、デリケートで乾燥しやすい肌の方にも安心して利用してもらえます。

おすすめ清拭タオル⑧ 昭和紙工株式会社 大人用からだふき

比較的コンパクトな大人用体拭きタオルになります。タオル本体は20×22㎝と大判ではありませんが、手や足の汚れといった部分的に使うのにはうってつけです。水99%、そして保湿成分としてモモの葉エキスを配合しています。

肌に優しいノンアルコールと無香料なので、どんな方でも安心してタオルとして使えます。ふたを開けて1枚ずつ使用するというウェットティッシュ的な使い方をし、全部で70枚入りと内容量もたっぷりです。

おすすめ清拭タオル⑨ ストリックスデザイン からだふきタオル

幅60㎝の超大判サイズの清拭タオルです。大人が自分で背中まで拭く事が出来るサイズ感であり、破れにくいタオルはノンアルコールで肌に優しい赤ちゃんなどにも適用します。1枚ずつ個包装で、全て清潔に使えますし、レンジでの温めにも対応しています。

おすすめ清拭タオル⑩ アテント 温められるからだふき

最後の10点目は、アテントの「温められるからだふき」タオルです。こちらも1枚ずつの個包装仕様で、香料もアルコールも使われていません。保温庫、電子レンジに対応し、寒い時期でも温かいタオルとして使えます。

衛生的で使いやすい清拭タオルを選ぼう

怪我、病気、介護など入浴が短い人がいる時、または災害などの緊急時において、清拭タオルは非常に重宝するアイテムになる事でしょう。種類も様々ですので、ぜひ使い方にあったタオルを使用してみてください。

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