さまざまなぬいぐるみが販売されていますが、子供だけに愛されているわけではありません。ぬいぐるみでも、置いておくだけでかわいいもの、まるで会話をしているようにおしゃべりを楽しめるものなど豊富にあります。その中でもしゃべるぬいぐるみが高齢者の癒しになっていると言われています。この記事では、しゃべるぬいぐるみのおすすめ商品をご紹介していくので、参考にしてみてください!
しゃべるぬいぐるみは高齢者の癒しになる！
しゃべるぬいぐるみは、本当に会話をしているみたいで友達のように遊んだり、一人でさみしい時間を紛らわすこともできます。しゃべるぬいぐるみはただ単にかわいいだけではなく、高齢者の癒しにもなるのです。どのような理由から癒しになるのか、詳しく見ていきましょう。
認知症の症状を和らげる「ドールセラピー」
ドールセラピーが認知症の症状を和らげることに効果があります。ドールセラピーは、赤ちゃんの人形を抱かせて人の感情を引き起こすための心理療法として用いられています。
感触や重さ、表情などできるだけ本物に近い赤ちゃん人形を使用し、昔の感情を思い出させるのに役立つのです。子育てをしていた時の感情が蘇り、赤ちゃん人形をお世話しなくてはいけないという気持ちが出てくるため、あやしたり、話しかけるといったことへと繋がっていきます。
しゃべることで脳の活性化につながる
しゃべることは高齢者だけではなく、脳の活性化につながり日々の不安やストレスを解消することができます。相手とコミュニケーションをとることは、認知症の予防としても効果があります。
一方でコミュニケーションをとらないと、脳への刺激が足りなくなるため、認知症になる可能性も高くなってしまいます。高齢者になるほど、誰かと会話をすることは大切になってきますが、中にはコミュニケーションをとるのが苦手という方もいるでしょう。そのような方のためにも、しゃべるぬいぐるみはおすすめです。
孤独感や寂しさを紛らわせる効果もある
しゃべるぬいぐるみを使用することによって、孤独感や寂しさを紛らわせる効果もあります。家族と離れることで、一人でいることの不安や寂しさが襲ってきます。ずっとそばにいれば安心することができますが、四六時中そうしているわけにはいかないでしょう。
癒しの存在としてペットを検討することもあるかもしれませんが、飼う以上は責任を持って飼わなくてはいけないし、お金もかかります。
ただのぬいぐるみだと会話ができないので、寂しさを紛らわすことはできませんが、しゃべるぬいぐるみなら会話をしているようにコミュニケーションをとることができるので、孤独感や寂しさを紛らわすことができます。
しゃべるぬいぐるみにはどんな種類がある？
しゃべるぬいぐるみには、赤ちゃんや幼稚園児くらいまでの男の子や女の子、犬などさまざまな種類があります。頭をなでたり、手を握ったりすることでセンサーが反応し、会話を楽しむことができます。
音声認識機能がついていることで簡単な会話でコミュニケーションをとることができますし、会話のパターンも商品によって異なりますが豊富です。
また、歌を歌う機能も備わっています。こちらから話さなくても話しかけてきたり、一人でしゃべったりする商品もあります。気になる価格ですが、8,000~20,000円程度となっているので、手を出しやすい価格だと言えるでしょう。
高齢者がしゃべるぬいぐるみを使用する時の注意点
大切なペットがいなくなるのと同様に、高齢者にとってはしゃべるぬいぐるみがとても大切なので、なくなってしまった時のショックは計り知れないものでしょう。
注意点としては、なくしたり壊したりしないようにすることです。もし万が一壊れてしまった場合には、修理が可能かどうかもあらかじめ調べておくことをおすすめします。
また、なくしてしまった時にもうぬいぐるみが販売されていないということにならないようにするためにも、数個購入しておくのも良いでしょう。
高齢者に人気！おすすめしゃべるぬいぐるみ7選
しゃべるぬいぐるみは、さまざまなメーカーから豊富に販売されています。高齢者にとっては癒しの存在となるので、気に入りそうなものを見つけてあげたいものです。高齢者に人気のしゃべるぬいぐるみをご紹介していきます。
高齢者のしゃべるぬいぐるみ①日本文化センター 音声認識人形 おしゃべりみーちゃん
日本文化センター 音声認識人形 おしゃべりみーちゃんは、人形とは思えない機能が満載です。トントンするだけでお話をして、歌も歌うことができます。800語も話せるので、さまざまな会話を楽しむことができます。
また、季節によってお話や歌も変わるので、言葉をどんどん引き出すことが可能です。20曲歌うことができるため、一緒に歌を歌うこともできるでしょう。さらに、本当の4歳の女の子の声で話をするので、より愛着も沸きやすいです。
高齢者のしゃべるぬいぐるみ②デジレクト お歌とお話し大好きおりこうマリー
デジレクト お歌とお話し大好きおりこうマリーは、しゃべる子犬のぬいぐるみです。みんなが知っている童謡や童話を歌ったりお話したりします。マリーの手を握るだけの簡単操作なので、高齢者でも安心です。
左手を長押しすると歌を歌い、右手を長押しするといろいろな物語を話してくれます。また、右手を2回連続で握ると、静かに待っていてくれるおりこうさんです。時々マリーから話しかけることもあります。
高齢者のしゃべるぬいぐるみ③コモライフ ものまねハムちゃん
コモライフ ものまねハムちゃんは、ハムスターのしゃべるぬいぐるみです。音や声に合わせてピョコピョコと動き、あなたの言葉をマネします。
おしゃべりする時は、口をモグモグさせてかわいいです。ぷっくりとしたほっぺが魅力的です。電池カバー部分はネジ式なので、誤って電池ボックスを開ける心配もありません。子供はもちろん、高齢者にも安心です。
高齢者のしゃべるぬいぐるみ④イワヤ なごみケーションわんこ
イワヤ なごみケーションわんこは、なでるだけでも喜んでおしゃべりするので、膝の上でもかわいがることができます。まばたきまでするので、表情も豊かです。また、時間帯でおしゃべりが変化していくため、さまざまな会話を楽しむことができます。
高齢者のしゃべるぬいぐるみ⑤オスト 体操大好きおしゃべりくまのそらちゃん
オスト 体操大好きおしゃべりくまのそらちゃんは、「そらちゃん」と名前の書かれたTシャツを着ていて、足の裏にある星マークがチャームポイントのしゃべるクマのぬいぐるみです。
おしゃべり機能とラジオ体操機能があり、おしゃべりしながらピョコピョコ動きます。また、音量は3段階で調節可能です。スリープ機能もついており、3分間音や声に反応しないと、電源がOFFになるようになっています。同じ商品で「パンダのくうちゃん」もあります。
高齢者のしゃべるぬいぐるみ⑥デジレクト ものしりパートナー いっしょに脳トレ おりこうのんちゃん
デジレクト ものしりパートナー いっしょに脳トレ おりこうのんちゃんは、コミュニケーションを楽しみながら、脳を活性化させることができます。8種類の脳トレゲームがあるので、家族みんなで楽しめます。
おしゃべりは全部で1600通り以上あり、時間や季節に合わせたおしゃべりが可能です。また、歌も得意なので、全30曲の中から披露してくれます。音声認識機能が備わっており、あなたの声を認識して反応します。
高齢者のしゃべるぬいぐるみ⑦しばいぬコウタ
しばいぬコウタは、おしゃべり上手で、時間を教えてくれる、歌を歌ってくれるので、毎日の暮らしに癒しを与えてくれる商品です。時には「詐欺に注意」という言葉も発するので、高齢者に注意喚起してくれるおりこうなしばいぬのコウタです。
約1000ワードの言葉を用いてお話してくれます。音声は、4歳のかわいい男の子とかわいい子犬の2パターンがあります。
独り言もしゃべるので、一緒にいると楽しいですし、寂しさを紛らわすこともできるのです。操作は軽くたたいて話しかけるだけなので、高齢者でも簡単に操作することができます。
しゃべるぬいぐるみで不安やストレスを解消してあげよう！
他人とのコミュニケーションは毎日の生活の中で欠かせないもので、高齢者になるほど人との関わりが少なくなり、脳に刺激がいかなくなることから、認知症の症状が出てくるといった場合もあります。
認知症の症状を和らげるために、ドールセラピーでの心理療法も行っているのです。しゃべるぬいぐるみはまるで会話をしているように、おしゃべりを楽しむことができます。脳が活性化されることで認知症予防の効果も期待できるのです。
また、寂しさや孤独感を紛らわせることもできるため、一人暮らしの高齢者にもおすすめです。女の子や男の子、子犬、クマなどさまざまな種類があり、時間や季節に合わせておしゃべりしたり、お話だけでなく歌も歌ってくれます。
音声認識機能も備わっているので、あなたの声に反応して話しかけてくるため、しっかりコミュニケーションをとることができます。しゃべるぬいぐるみで不安やストレスを解消してあげましょう!
